日本の宿泊施設を予約する前に知っておきたいこと 2019

日本で旅行をしようと思っても、ホテルがなかなか見つからない経験はありませんか?

ここ数年、国内旅行者も海外からの旅行者も爆発的に増えていますが、特に、海外から日本への旅行者は年々増えています。

最近では宿泊客の数に対して、日本中でホテルが足りなくなっています。そのため、本当に泊まりたいところを予約するのが難しい場合があります。

日本で旅行をすると決めたら、まず最初に宿泊場所を確保しておいたほうがよいでしょう。

この記事では、最近の日本のホテル事情と、宿泊タイプ別に見た特色をご紹介します。我々日本人にとっては当たり前のことも含まれていますが、外国のお知り合いにぜひこの内容をお伝えください。

安心して日本での旅行を楽しむために、最近の日本のホテル事情はどうなっているのか、また、日本の宿泊施設はどんなところがあるのか、特に海外から日本へ来られる観光客の方々に役立つ基本をしっかりと押さえていきましょう。

2019年 日本のホテル事情

ここ4~5年、日本への旅行者は急激に増えてきていますが、特に、週末や長期休みなどのハイシーズンは、どこのホテルもいっぱいで、すごく高い部屋かすごく安い部屋しか空いていなかったりします。できることなら、このハイシーズンを避けて旅行計画を立てることをお勧めします。

【関連記事】2018年 日本への旅行はいつがベストか?ハイシーズン・ローシーズン全日程付き解説

来年の2020年には東京オリンピックも開催されることから、これからますます日本のホテル事情は厳しくなっていくでしょう。

日本へ旅行することを計画し始めたら、できれば半年前、遅くても1ヵ月前には予約を済ませたほうがよいでしょう。早ければ早いほど、空室も多いし、価格も安く予約できます。

日本の宿泊施設4つのタイプ

日本には、大きく分けて4つの宿泊場所のタイプがあります。それぞれ、魅力もあれば欠点もあります。そんな、日本のさまざまな宿泊施設について、タイプ別にご紹介したいと思います。

タイプ1.憧れの一流ホテル

「ハイクラスホテル」とか「リゾートホテル」と呼んだりします。普段の旅行ではなかなか泊まることのできない、高級なホテルですね。

一流ホテルにはそれぞれの特色があります。部屋が広くて気持ちがいいのはもちろんのこと、見晴らしのよい高台やビーチの近くにあることが多く、豪華な食事がとれるレストランが併設されています。

そして、世界に誇れる一流の日本式ホスピタリティ「おもてなし」で全スタッフが迎え入れてくれます。これはぜひ海外の方にも体験していただきたい、素晴らしい日本の接客技術です。

ただし、もちろん、宿泊代はかなり高くなりますので、人数の多い家族旅行には不向きかもしれません。誕生日プレゼントや結婚記念日などの特別な旅行のときに、ちょっと奮発してみてはいかがでしょうか?

【関連記事】大人の休日を贅沢に過ごそう!一度は泊まりたい日本の一流ホテル・旅館にお得に泊まる方法

タイプ2.日本古来の旅館

これまでに「旅館」に泊まったことはありますか? 日本に古くからある宿泊タイプですが、古いといっても、建物自体が古いわけではありません(もちろんそういう古い旅館も時々ありますが笑)。

ホテルとは違って、旅館ならではの泊まり方があるので、簡単にご紹介しておきましょう。

建物に入ると、まず靴を脱ぎ、スリッパに履き替えます。旅館の部屋はほとんどが和室で、寝る前の時間になったら畳の上に布団を敷いて寝ます。旅館スタッフ(仲居さん)が敷いてくれる旅館も多くあります。

各和室には、小さなお風呂がついている場合もありますが、ない場合もあります。ほとんどの旅館には、温泉や大浴場があり、そこでほかの宿泊客と一緒にお風呂に入ります(男女は別です)。大浴場の入り方にはルールとマナーがあるので、事前にきちんと予習しておきましょう。

宿泊客全員に、寝るとき用の浴衣(日本式パジャマ)が用意されているので、お風呂あがりはぜひ浴衣にチャレンジしてみましょう。

通常、ホテルでは、パジャマで部屋から出てはいけませんが、日本の旅館では、浴衣のまま部屋の外を(時には旅館の外も!)歩いても大丈夫なんです。日本ではよく見かける光景ですが、海外からの旅行者にとっては、おもしろい習慣に見えるようです。

お風呂のあとは、旅館ではとても豪華な和食が用意されています。この食事を目当てに旅館に泊まる日本人も大勢います。

さらに、旅館の詳しいルールやマナーについて知りたい方は、こちらをお読みください。


【関連記事】What is a Ryokan? Ryokan 101 ~An introduction to the amazing world of traditional Japanese-style inns~(外国人向けに旅館について英文で説明している記事です)

日本でも最近は自宅ではベッドという方がほとんどかと思います。しかし、旅館こそ、日本独特の雰囲気や文化を堪能できるので、改めて泊まってみると、日本人でよかったと思います(笑)。特に、海外からの旅行者にはぜひお勧めしたい宿泊場所です。

タイプ3.気軽に泊まれる簡易ホテル

宿泊にはあまりお金をかけなくないなぁ、という旅行者や、ひとり旅をしている若者などには、簡易ホテルというタイプがおすすめです。

ユース・ホステル

簡易ホテルといえば、代表的なのはユース・ホステルですね。日本人にとっては馴染みが薄いかもしれませんが、昔からバックパッカーが泊まる定番といえば、世界中どこにでもある、ユース・ホステルでした。日本にも200以上のユース・ホステル協会加盟施設があります。1日1泊の宿泊料金は、3,000円前後になります。

ゲストハウス

似たような施設で、最近では、ゲストハウスがあります。欧米ではゲストハウスといえば、大きな一軒家やコテージに住むオーナーが、空いている部屋を貸すなどのように、人の住宅に泊まらせてもらうイメージがあるようです。

しかし、日本では、若者が古民家や町家をおしゃれに改装し、スタイリッシュに仕上げていたり、こだわりの特色があるなど、ここ数年でどんどん人気が出てきています。

ゲストハウスは、寝室はドミトリータイプの相部屋が基本、または個室もあります。相部屋なら1人1泊2,000円~3,000円前後、個室なら4,000円~5,000円前後で泊まれる場合が多いでしょう。

お風呂・トイレは共有で、宿泊客が集えるリビングがあるので、旅行者同士で情報交換できたり、日本人と友だちになったりできる機会があるかもしれません。

カプセルホテル

また、日本独特の宿泊施設としては、カプセルホテルもあります。昔は男性専用でサウナと併設されていることが多かったようですが、最近では、宇宙船のコックピットのようだと、訪日外国人に人気が出たり、女性専用フロアもあったりと、おしゃれなタイプも増えてきています。こちらの宿泊料金も、1泊3,000円前後が多いようです。

いずれの簡易ホテルも、財布にやさしい宿泊施設といえるでしょう。
ただし、プライベート空間を大事にしたい人にとっては、少し隣との距離が近すぎるかもしれません。

タイプ4.やっぱり安心する一般的なホテル

日本に一番多いのが、この一般的なタイプ、いわゆるビジネスホテルと呼ばれるホテルです。数も多いし、部屋のタイプもさまざまです。設定金額も、高いホテルから手ごろな価格までさまざまなので、自分にあった場所と金額のホテルが一番探しやすいでしょう。

そうはいっても、日本全体的にホテルが足りていないのは事実なので、早めに予約しておくに越したことはありません。

まとめ

ここでは、日本のおもな宿泊施設を4種類紹介してきました。

* 一流ホテル
* 旅館
* 簡易ホテル
* ビジネスホテル

それぞれ違った特色がありましたね。ご自分の旅行にあう場所はどのタイプでしょうか?

希望の場所に泊まるには、なるべく早く計画を始めて、早めにホテルを予約されることを強くお勧めします。特に、東京、大阪、京都、福岡など、人気のエリアで気に入ったホテルを予約するのはかなり難しくなっていますので、お気を付けください。

せっかくの旅行ですので、安心して、じゅうぶん楽しんでいただきたいと思います。